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TCH管理は顎関節症治療と歯科治療を変える

9月8日兵庫県歯科医師会館で開催された「TCH管理は顎関節症治療と歯科治療を変える」の講演会に参加してきました。TCH(Tooth Contacting Habit)については、まったく聞いた事もなく何の事かわからずに参加してきました。顎関節症に関しては、以前より日本歯科臨床歯科補綴学会の小出馨先生のセミナーに何度も参加してスプリントでの治療をしていましたが、この講演会に参加して新しい概念を吸収することができました。顎関節症は装置を用いず訓練のみで治癒するとの事です。また、かみ合わせに関する違和感の治療にも使えるトレーニングのようですので臨床に生かしていきたいと思いました。

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口腔機能発達不全症について

本日、朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座小児歯科学分野教授の飯沼光生先生の「口腔機能発達不全症について」の講演会に参加してきました。子供むし歯が減少して保護者の関心が虫歯から食べる機能やじょうずにしゃべれるかに移ってきているため厚労省からの依頼で昨年度新たに口腔機能発達不全症という病名が保険に入ってきたとのとの事です。小児の場合、成人と違って年齢によって正常な状態も変化するので機能の発達が遅れていたり誤った機能の獲得があればその修復を早い段階で行うことが重要だとのことです。また、この口腔機能発達不全症の診断は、検査によるのではなく評価によるとのことです。この病名に関しては治療ではなく管理を行っていくのがむし歯や歯周病と大きく違ってきていると思います。いまだにこの管理を行っている歯科医院の数は、地域によって大きな差があるようです。私も病名は知っていましたが、正確な評価や管理については本日始めて詳細に理解出来るようになりました。これからは、小児からしっかりと正しい口腔機能の発達のため正確な評価をしてしっかりと保護者に指導していきたいと思いました。




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